大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がん手術後丨全身麻酔後の記憶と身体のチューブ

 

こんにちは。よいひ、です。

皆さんは、全身麻酔の経験はありますか?

 

私は、一度もありませんでした。

その為、不安が多少あったので、経験者に話を聞くと、

「気がついたら終わってるから」

と口を揃えて、皆、言うんですね。

どうも、この言葉がピンとこなくて。

一体、どういう状況なんだろうかと。

 

実際、手術が終わってみると、

確かに、気がついたら終わってる。

としか言いようがありませんでした。

 

突然、意識がなくなって、突然、意識が戻る印象でした。

 

不思議で貴重な体験でした。。

 

手術後、最初の記憶

術後最初の記憶ですが、実は、あやふやです。

多分、名前を呼ばれた気がします。

私がそれに応じて返事をした、と思います。

 

はっきりと記憶があるのは、

病室に搬送されている時のベッドの上です。

ガタン!という振動があって、意識がはっきりしました。

 

丁度、病室に入った所みたいでした。

母の顔が見えて、手術が終わったんだとわかりました。

 

ベッドのない部屋で、母は待っていてくれたんですね。

ベッドがないと、部屋はがらんとしていて、

一人で待つには相当、心細かったと思います。

 

ベッドが定位置に戻ってから、数分間ほど

母と私だけの時間が貰えました。

 

母が主治医から聞いた手術後の説明

「先生の話聞いたよ、転移なかったって、全部綺麗に取れたって」

主治医から聞いた説明を、母が教えてくれました。

良かったなと思いました。

 

それでもずっと、心配そうに母が私を見ていたので

私は、左肘から下を、パタパタ動かして

大丈夫よ、おかあさん

とアピールしました。

声は出ましたが、余りの小ささに、びっくりしました。

 

本当に、ほんの数分で母との対面の時間は終わりました。

次に母に会えるのは、退院日になります。

 

胸のドレーンチューブと尿道カテーテル

看護師からは、

身体にチューブがついているので気をつけて下さい

と教えてもらいました。

確かに付いてます。胸から2本、下から1本。

 

胸は腹帯でぐるぐる巻にされ、

その下から2本のドレーンチューブ

 

下は紙おむつを履いていて、その下から尿道カテーテル

聞いていたとおり、ちゃんと付いていました。

 

胸のチューブの先を辿ると、プラスチックの容器がありました。

この中に、リンパ液や血液が入っていました。

その量や色で、チューブを抜くタイミングを図ります。

 

その容器には肩紐が付いていて、

歩く時はポシェットみたいに肩からぶら下げます。

相当、邪魔です。

尿道カテーテルは、翌日、歩けたら取ってもらえる

そうなので、それまでの我慢です。

胸のドレーンチューブは、廃液されたリンパ液や血液の色を見ながら、

医師が取り外し時期を決めるそうです。

 

順調に回復するよう、頑張らなければいけませんね。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。