大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

ドセタキセル2クール目(減薬)|投与当日からの流れと副作用

 

今回は抗がん剤ドセタキセル2クール目のお話です。1クール目と異なる点は、抗がん剤の減薬を行うという点です。2週間前の診察で強く副作用が出ていると主治医が判断したためです。2クール目は減薬により副作用が軽くなるかどうかを見ていく必要があります。

 

 

2クール目投与日の様子

 

10:30|採血

13:30|診察

14:00|抗がん剤投与開始

16:00|お会計

 

主治医の診察

 

採血の結果は異常ありませんでした。予定通り抗がん剤を行うことになり、今回は減薬するということを再確認しました。また、顔に出ている赤みが広がっていたので、保湿をしっかりして下さいと言われました。

処方されたお薬は前回と変わりありませんでした。

 

  • ファモチジンOD錠20mg
    胃薬・胃液の分泌を抑えます。

  • セルシン錠5mg
    リラックス効果と吐き気を抑える薬です。

  • デカドロン錠4mg
    ステロイド剤で吐き気を抑える薬です。

  • レボフロキサシン口腔崩壊錠250mg「トーワ」
    37.5度を目安に服用します。
    抗生物質で、熱が下がっても必ず5日間飲み続けます。

  • ツムラ牛車腎気丸エキス顆粒
    手足の感覚異常を予防、軽減させます。

  • ロキソプロフェンNa60mg
    頭痛・関節痛・筋肉痛の時に飲みます。
    空腹時は避け、6時間は間隔を開ける必要があります。

  • レパミピド錠100mg
    胃の調整剤です 。

 

抗がん剤投与の流れ

 

使用したお薬は

デキサート注(吐き気止め)15分

ドセタキセル抗がん剤)1時間

 

抗がん剤投与時の様子

 

今回はリクライニングが空いていなかったのでベッドになりました。看護師さんから顔の赤みの指摘がありました。顔が焼けて皮がむけるかもしれないということで、今までアイシングは手足にしていたのですが、今回から頬にもアイシングをすることになりました。保冷剤を薄い布で巻いて、マスクの中に入れます。1時間30分の投与中、身動きができなくなりました。

 

抗がん剤投与中と投与後と帰宅後

 

前回と同じく大丈夫でした。前回と同じ流れであれば、気分が悪くなるとしたら20:00ぐらいです。それまでにやることはやっておこうと思いました。

 

以下に、当時のメモ内容を記します。

 

抗がん剤投与後、約3時間

夕食前から、胃のムカムカが始まる。

19:40から悪寒、肩・背中が張る。

頭がボーとする。

20:20膝が痛くなってきた

足先の痺れがひどい 早めに寝る

 

抗がん剤投与2日目

夜中、気分の悪さで目が覚める。

下半身の重さと、手のしびれが続く

起床時、気分が悪い

しゃっくりがでる

首の皮膚が赤い

目元が赤く、触ると痛い

夜、胃のムカムカが続く

 

抗がん剤投与3日目

夜中、身体の痛みで起きる

起床時、のぼせ・ほてり

10:30胃の不快感と背中の痛み

ベッドで横になる。

1日中、調子戻らず

 

抗がん剤投与4日目

起床後、下半身が痛い

気分は良くなっている

手のひらの痺れが気になる

下半身が重く痛くなる

夜、全身がかゆい

 

抗がん剤投与5日目

起床時、下半身が痛い、重い

手のひらが痺れている

13:30~17:00ベッドへ

気分がわるい、下半身痛い

夜、背中・肩が痛い

太股の付け根が痛い

抗がん剤投与6日目

夜中、何度か痛みで起きる

気分がわるい、頭が痛い

13:30~15:30ベッドへ

夜、何も食べられない

 

抗がん剤投与7日目

起床時、気分が悪い

体中が痛い

少しずつ、楽になってきた

 

2クール目も1週間目は身体の痛み、気分の悪さが強く出ていました。1日中、気分が悪く食べられない日もありました。ただ、倦怠感がない事がとても大きく痛くても動くことができました。1週間をすぎると、徐々に調子も落ち着き始めました。全体を通してみると、1クール目より楽に感じました。

 

 

次回採血の結果が良ければ、またドセタキセルを投与する予定です。

 

それでは、またの機会に。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。