大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がんを見逃さないために!マンモグラフィー検査の必要性と効果〜痛いけどがんばろう

 

 

人生初のマンモグラフィーを受けてから、1年が経過しました。

 

痛いという印象が強いですが、マンモグラフィー検査は、乳がんを早く見つけるためにとても大切な検査です。私の場合、しこりが2cm以上育ってから検診を受けたので、早期発見というよりは乳がんかそうでないかの判断をするための検査でした。

 

マンモグラフィー検査はとても正確で、乳がんを見つける確率が高いといわれています。

私が検査を受けた時も、医師はマンモグラフィーの画像を見てすぐに乳がんだと確信したようでした。

 

マンモグラフィーは、主に2つの目的で利用されます。
一つはスクリーニング(がんの早期発見のための定期的な検査)であり、もう一つは診断(具体的な症状や異常を調べるための検査)です。

 

マンモグラフィーのスクリーニング

 

スクリーニングの目的では、乳がんを早期に発見することが目標です。スクリーニングは通常、特定の年齢やリスク要因に基づいて定期的に行われます。一般的なガイドラインでは、40歳以上の女性には2年に1回のマンモグラフィーを推奨しています。しかし、リスク要因や個人の状況によっては、それよりも早い時期から検査を始めることもあります。

 

マンモグラフィーの診断

 

診断の目的では、具体的な症状や異常を詳しく調べるためにマンモグラフィーが利用されます。例えば、しこりや乳房の変形、出血などの症状がある場合に行われます。検査の頻度と時期については、一般的には年に1回のスクリーニングが推奨されています。
しかし、個人のリスク要因や過去の病歴によって異なる場合もあります。特に家族に乳がんの症例がある場合や遺伝的なリスクがある場合は、より頻繁に検査を行うことが推奨されることがあります。また、年齢や健康状態によっても検査の頻度やタイミングが変わることがあります。

 

マンモグラフィー検査の有効性と限界について

 

まず、マンモグラフィーの有効性にはいくつかのポイントがあります。
一つ目は、乳がんの早期検出による治療成功率の向上です。
マンモグラフィー乳がんを早く見つけることができるため、早期に治療を始めることができます。
早期発見により、治療の成功率が高まり、患者さんの生存率を向上させることができます。

 

二つ目は、マンモグラフィーの検出率の高さです。
マンモグラフィー乳がんを見つける確率が高い検査法です。
異常を見つけることで、異常があるかどうかを確認し、追加の検査や治療が必要かどうかを判断することができます。

 

しかし、マンモグラフィーにはいくつかの限界もあります。


一つ目は偽陽性の可能性です。偽陽性とは、マンモグラフィーで異常が見つかったが、最終的には乳がんではなかったという場合です。
マンモグラフィーでは異常の見え方に個人差があり、乳腺の密度やその他の要因によっても影響を受けることがあります。
偽陽性の場合、追加の検査や心配が必要になることがあります。

 

二つ目は偽陰性の可能性です。
偽陰性とは、マンモグラフィーで異常が見つからなかったが、最終的には乳がんだったという場合です。
乳がんが小さくて見つけにくかったり、乳腺の密度が高くて異常が隠れてしまうことがあります。
そのため、マンモグラフィーだけでは完全に乳がんを見逃す可能性があります。

マンモグラフィー検査の有効性と限界を理解することは重要です。
マンモグラフィー乳がんの早期発見と治療の成功に大きく貢献しますが、偽陽性偽陰性の可能性もあることを知っておく必要があります。


そして、マンモグラフィー検査にはいくつかの注意点もあります。
まず、マンモグラフィー検査には痛みや不快感が伴うことがあります。
乳房を少し押しつぶすため、短い間ですが痛みを感じる人もいます。

 

最近ですが、痛みを軽減するマンモグラフィー装置があることを知りました。

 

痛みを軽減するマンモグラフィー装置「なごむね」

 

なごむね、という名前のマンモグラフィー装置みたいです。

 

www.innervision.co.jp

 

私が検査を受けたのはこの装置ではなかった気がします。

この装置だったら痛くないのでしょうか・・・

 

痛みに対する怖さがなければ、私ももう少し早く乳がん検診を受診していたのではと思います。これからは定期的に、再発転移がないかを確認するために検査を受けることになります。

 

痛くても検査を受けるわけですが、痛みは少ない方がいいなぁとやはり思ってしまいます。