大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がん入院8日目|退院日〜1週間 傷口が痛い 母より歩く速さが遅い

 

 

こんにちは。よいひです。皆様、宜しくお願いします。

 

退院日、という事で少しは名残惜しく・・・

と思っていたのですが、そうはならずバタバタでした。

 

この日、久し振りに私服を着たのですが、

左腕が上がらなくて結構もたつきました。

 

ズボンをあげる、という動作が意外に難しかったです。

 

退室予定時間は9時から10時の間。

8:50には母が病室に到着していました。

 

看護師さんから「入院請求書が来たら、退室でOKです

と言われていたので、急いで荷物をまとめていました。

入院請求書は9:15頃に到着。

入院当日だけ相部屋、残りは個室だったのでそれなりの金額でした。

 

ナースステーションには、一人も看護師さんがいませんでした。

 

とても良くしてもらったのでお礼を言おうと思っていたのですが、

挨拶もろくにできませんでした・・・

 

歩くと胸の傷が痛みます

 

ナースステーションからエレベーターへ、そして会計窓口へと歩きました。

しかし歩くたびにその衝撃が胸の傷に響いて、とても痛みました。

母の歩く速さにもついていけず、どんどん置いていかれました。

 

「ヨボヨボのおばあちゃんみたいよ」

 

胸の痛みで背中が曲がっていたそうです。

 

乳がんの手術後は、回復が早いと言われていますが、

私は、術後1週間では元通りには歩けませんでした

 

履いている靴によっても、傷の痛みかたが大きく変わりました。

 

ベタ靴は、歩いた時の衝撃が胸に伝わり過ぎるように感じました。

スニーカーだとクッション性が有るので衝撃が随分和らぎます

 

靴でこんなに胸の痛み方が変わるとは思わなかったので、正直、驚きました。

結局、ベタ靴は3週間ぐらい履けずスニーカーで過ごしました。

 

横になる時の痛み

 

病院では電動ベッドで背中の角度を調整できていたので、

背中への負荷がどれだけの痛みに繋がっているのか気づきませんでした。

平らな場所に横になると本当に痛いです

 

でも横になりたい。

 

ということでどうしたら痛くならないのかを思案しました。

あれこれ試した結果、左上半身にクッションを置いて角度を付ける

という体勢を取ると、胸の痛みがかなり和らぎました。

病室のベッドは有り難かったなとこの時としみじみ思いました。

 

かかりつけ医へ受診

 

予約

 

わかってはいましたが、予約が取りづらかったです。

1週間以上傷口を見てもらえないのでは?と不安がよぎりましたが、

 

術後の傷の確認をお願いします

 

と伝えると、丁度1週間後の一番最後に入れてもらえました。

 

受診

 

1週間後の受診時は、テープ越しに傷周りを診てもらいました。

胸をトントンと叩き、硬さを調べているようでした。

また、腕のストレッチの仕方を教えてもらいました

 

両手のひらを組み合わせて、手のひらを外側に向けながら前に伸ばす。

そして、両腕を少しずつ上げていき痛いなと思うところで下に下ろす。

 

このストレッチを1日5回は意識してするようにと言われました。

 

お通じがなかなかでない〜全身麻酔の影響と運動不足?

 

食事は3食取れるのですが、出るものがなかなか出てくれませんでした。

全身麻酔の影響と運動不足が重なって出ないのでは?と思いました。

下剤を使いたくなかったので、意識して運動するように心がけました。

 

ただ運動と言っても、ハードのものは続かないので、

テレビ体操を見ながら、動ける範囲で身体を動かしていました。

また、ウォーキングを毎日欠かさずしていました。

どんなふうに歩けるのかが、体調管理のバロメーターになっていました

 

日常生活に戻れるように、少しずつ焦らず、身体を動かすことが大切です。

みなさんも、ご自分の体調に合わせて身体を動かしてみてください。

決して、無理はなさらないように。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。