大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がん入院6日目|胸のドレーンチューブ抜去と傷口の確認。傷はキレイな1本線。

 

こんにちは。よいひです。皆様、宜しくお願いします。

 

入院生活をして、初めて気づいたことがありました。

それは、今まで自分の身体に無関心だった事です。

 

私の身体が一生懸命頑張って治ろうとしている。

 

普段なら、こんな事は一切考えずに日々を送っていたのですが、

入院という、自分の身体に集中する状況に置かれているせいか、

回復しようとする力に驚き、感謝をするようになりました。

 

この日も、痛みや吐き気が治まり始め、

不安がゆっくりと解消されていく嬉しさを感じました。

そして、遂に、胸のドレーンチューブ抜去の日がやって来ました。

 

胸のドレーンチューブ抜去

 

「もう、抜いちゃいますね」

乳腺外科の医師が、いきなり準備をはじめました。

 

ドレーンチューブからの廃液は、とても順調だったみたいで

「こんなに早い人(廃液の量が適量に達する)、見たこと無い」

と、驚いていました。

 

「少し、ゴソゴソします」

 

医師はそう私に告げて、チューブを一気に抜きました。

ごそごそごそっ

 

ものすごい不快感を感じました・・・

 

ズルズルズルっと、胸の中を抜けていく感じが、なんとも言えず

気持ちの良いものではありませんでした。

 

2本のチューブが入っていた穴から、液漏れがあるかもしれない

という事で、ガーゼを当ててもらいました。

液漏れしたら、傷穴を確認して交換してもらいます

 

傷跡は、キレイな1本線

 

傷口を覆う半透明の茶色いテープの交換もしてもらいました。

この時に、初めて直接、傷口を見たのですが、

 

キレイな1本線で、驚きました

 

左胸全体は麻痺していて、ほとんど感覚はないのですが、

傷口の消毒時に、変な感じがしました。

 

テープをまた傷口に貼ってもらったのですが、今度は違うテープ。

傷跡の垂直方向に、10枚ほど白いテープを貼りました。

 

固定なので、絶対に剥がさないで下さい

と念を押されました。

 

退院後の傷口ケアについて

 

看護師からマニュアルを渡され、説明がありました。

傷口に貼っているテープは、絶対に剥がしては駄目です

かさぶただと思うこと。

自然と剥がれるのはOK

 

退院後1ヶ月に診察があり、その時に医師がテープ交換をします。

それ以降は、自分で貼り替えを行います。

テープの指定は、3Mマイクロポア

茶色のテープで、表面に小さい穴が空いています。

 

テープを貼る時は前かがみになり、傷口を閉じるようにして貼リます。

テープの交換は、3〜4日ごとです。

傷口は消毒しないようにします

お風呂で傷口を洗う時は、テープに泡を乗せて染み込ませます

 

自分でテープ交換が出来るのか、不安になりました。

 

胸のドレーンチューブが抜け、スッキリしたと思ったら、

別の不安がやってくるというループの発生です。

傷口が本当に癒えるまで、根気強くケアしていくしかないです。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。