意外と知らない!?乳がん自覚症状
乳がんの自覚症状について、皆さんは「しこり」の他に、ご存知ですか?
私はしこりの他に、何も知りませんでした。そのため、自分の乳房が凹んでも、
老化かな?
ぐらいにしか捉えられませんでした。
乳がんは自分でも見つけられる、唯一のがんだと言われています。
では、そのがんを見つけるためにはどのような症状を知っておく必要があるのでしょうか。
自分で気付ける、乳がんの自覚症状
手で触れる、しこりは良く知られていますね。
目で見て気付く事ができる変化では、
- 凹み(えくぼ症状)
- ひきつれ
- 赤く腫れる
- 乳首の陥没
- ただれ
- 赤茶色や透明の分泌物
- 乳房の左右差
等が重要な目安になります。結構たくさんありますね。これらの症状を知っておけば乳がん検診に行くタイミングも早くなるかもしれません。
自覚症状|私の場合、乳房の凹
私が最初に気づいた異変は、左乳房にできた凹みでした。左胸に急に現れた感じがしました。周囲にシワもできました。
凹の下には「しこり」があったのですが、これに気づくことはできませんでした。以前からあったのかもしれませんが、乳房をチェックする習慣が無く、この日まで意識することはありませんでした。
ブレスト・アウェアネス
乳房を意識する生活習慣です。しこりを探すのではなく、普段の乳房の状態を知ることを目的とします。例えば、身体を素手で洗う事もそうですし、鏡の前で両腕を上げて乳房の形を観察することで、普段の状態を把握します。乳房のセルフチェックを習慣化すれば、少しの違和感でも、これはおかしい、と思うことができます。また、2年に1回の乳がん検診を受けることも、ブレスト・アウェアネスの一環です。
私の場合、左乳房は失いましたが、右乳房はまだ残っています。ブレスト・アウェアネスを取り入れて、大事にしていきたいと思っています。
この記事は、書籍「患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2019年版」
を主に参考にしました。乳がんの知識がない私に、色々教えてくれた本です。
それでは、またの機会に。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。