大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

【乳がん体験談】乳房への針生検と病理結果

 

 

こんにちは。

よいひ、です。

 

乳がん検診、皆さんは受けていますか?

 

私は左乳房に凹みができたため、ようやく重い腰が上がり、乳がん検診を受ける決心をしました。

 

本日のお話は、乳がん検診のマンモグラフィーとエコー検査の続きになります。

yoihinomemo.hateblo.jp

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エコーの画面を見ていた医師が生検をしますね」となにやら準備をはじめました。

 

生検というのは、何らかの手段で組織を採取して、顕微鏡でその組織がどんなものか調べてもらう検査です。乳房の場合は、穿刺針を使用するので針生検と呼ばれます。

 

その針生検が始まりました。

 

「バチンと大きな音がします」

 

と医師が1回音を鳴らしてくれました。かなり大きな音で、初めて聞くとびっくりすると思います。

 

次に、局所麻酔を行い、4mm位皮膚を切りますね、針を刺すので」と言われました。

 

 

そして、医師がエコーを見ながら、採取場所を決めて針を刺し、ここだと思う所で「バチン」と組織を採取しました。

 

物凄い衝撃と音でした。

 

採取は、計3回行いました。

 

針を抜いてもらい、「血が出るので止血をします」と、約3分ぐらい手で圧迫してもらいました。その間、先生と少しお話をしました。

 

「気づきませんでしたか?それなりの大きさです」

 

乳がん検診も受けてなかったし、全く気づきませんでした」

「そうですか・・・ミクロのレベルから数年掛けて、この大きさになってます。20mm以上は確実にあります。」

 

遅かったのかな、と思いました。

 

すべての検査が終わり、医師から説明がありました。

 

恐らくそうであろう箇所から、組織を採取しました、と。結果は2週間後です。結果が出るまで、辛い思いをされると思います、と。

 

ここからは、今後の話になりました。

 

いきなりは切りません全身検査をしてから、治療方針を決めます、と。

そしてメモを書きながら、私に説明をしてくれました。

 

今後のメモ

 

針生検 ← 今ここ

病理診断

癌のタイプ

全身の検査 PET-CT

乳房の中での広がり MRI

方針決定

そして更に、説明は続きました。

 

次の診断までに、病院を決めておいて下さい。

 

手術病院とかかりつけ医の2つです、と私に候補リスト一覧を渡しました。

 

大病院の名前がずらりと並んでいました。

 

手術病院は手術と化学療法を専門に行い、

かかりつけ医は、それ以外のフォローをするということみたいです。

 

最後に私から医師へ質問をしました。

 

画像診断上は、乳がんの可能性が高いのでしょうか?

 

医師ははっきり答えてくれました。

 

「はい」

 

乳がん検診を受けてれば、もう少し早くみつかったのかな、という思いが、頭をかすめました。

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本当に、いつの間に・・・という感じでした。

身体を洗う時には素手で洗っていたし、気づきそうなもんですが、全く違和感を感じませんでした。

 

乳房を軽く撫でるぐらいでは、セルフチェックにはならないんだと改めて、考えさせられました。

 

この日、採取した組織の結果は、2週間後の病理結果で判明しました。

 

浸潤性乳管癌という病名でした。

 

浸潤性乳管癌

 

浸潤というのは、癌細胞が乳管や小葉から飛び出て周囲(間質)までに広がった状態。再発・転移のリスクが高くなります。

 

これから、又、色々と検査をする必要が出てきました。結果は変わらないので、これからの手術や治療をどうやって乗り越えていくか、れが大事だと思っています。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。