乳がんの手術をしてもらう病院に、初受診
こんにちは。
よいひ、です。
大病院は待ち時間がすごいですね。1時間待ちと表示されていましたが実際は2時間待ちでした。待つだけで疲れたなと思いながら診察室に入ると、「本当にお待たせしましたね、今日から、宜しくお願いします」と主治医が立ち上がって笑顔で挨拶してくれました。一瞬で待ち時間の疲れが吹き飛びました。笑顔というのは素晴らしい力がありますね。椅子に座ると、早速、結果説明が始まりました。
病理診断結果、一部訂正
乳がん検診の時に採取した組織を、病院側でもう一度調べるようです。
訂正箇所は
- 悪性度がⅢからⅠ
- Ki67が、低値から中値へ
*Ki67が低値だったという事は、この時知りました。
癌細胞の悪性度は低くなって、増殖能は少し上がったみたいです。医師によると、病理医の切り出し方によって、見方が違ってくるらしいのですが、大きく結果が変わった訳ではないとの事でした。
次に、手術の方法についての話になりました。
医師のお勧めは「左乳房全摘」
左乳房に小さなしこりがぱらぱらたくさんあるし温存できたとしても形が崩れる、との事でした。私自身も全摘希望だったので話はすぐにまとまりました。ここで再建の話が出ましたがそれはきっぱりと断りました。形成外科の医師とのお話も薦められましたがそれもお断りしました。
次に手術日の話になりました。4日後か1ヶ月後。手術の患者さん待ちが多いみたいで、なかなか空きがないようです。しかし4日は早すぎるので1ヶ月後にお願いしました。
主治医は、分厚いシステム手帳をパラパラめくりながら空きはないか、何度も確認してくれていました。「患者さんの手術をできるだけ早くしてあげたい」という気持ちが、凄く伝わってきて、それだけでも有り難かったです。
そして、予想していなかった話がありました。術前ホルモン療法をするという事です。
「手術まで1ヶ月の間何もしないわけには行かない」という主治医の言葉を聞き、術前ホルモン療法をすることにしました。結果的に副作用でしんどい思いをしたわけですが、この決断に後悔をすることはありませんでした。
病院を受診する度に、状況が変わり、思わぬ選択を迫られます。自分自身の体のことですから、後悔のない選択をとは思うのですが、なかなか難しいなと感じる日々が続きました。でも、こうやって自分の人生の事を深く考える機会が無かったので、良い機会を貰えたと思い、しっかり向き合う事はできたと思っています。これからも様々な選択を迫られると思いますがしっかりと自分を持って決断していきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
では皆様、今日も良い日になりますように。