大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がん手術後2日目|胸にキツく巻かれていた包帯が取れました

 

こんにちは。よいひです。皆様、宜しくお願いします。

 

術後の痛みも徐々に和らぎ、

できることも少しずつ増え、回復を実感します。

今回は、私の胸に巻かれている包帯主治医に取ってもらったお話です。

 

朝食後、主治医が病室にやって来て、それは突然に始まりました。

 

胸の包帯を取りましょう

 

「痛かったら言って下さいね」と言われ、

「え?痛いの?」と思った瞬間、

ベリベリと、勢い良く一気に包帯を取っていきました。

 

痛くは無かったのですが、振動が凄かったです。

それぐらいキツキツに巻かれていました。

胸周り全体に締め付けられたような跡、というか線が何本も入っていました。

 

傷口を覆うように茶色いテープが1枚貼ってありました

 

テープは、計3枚貼ってありました。

1枚は、傷口を覆っている半透明の茶色いシール。

もう2枚は脇から出ているチューブを固定している白いシール。

 

左胸はなくなり、ぺたんこの1本線に

 

茶色いテープ越しに、黒色の線が1本見えました。

胸の真ん中辺りから脇に向かって、13cm位でしょうか、

少しガタガタしている線が1本ありました。

 

傷口は、キレイ、順調

主治医は、頷きながら笑顔で私に伝えてくれました。

うん、うん、とってもキレイですよ

この言葉が、何よりも嬉しかったです。

 

実は、とても不安だったんです。

 

寝返りを打つ度に、胸が物凄く痛くて、

傷口がパカッと開いたんじゃないかと毎回思っていました。

 

でも本当に、安心しました。

胸についているテープは、又、後日張り替えてくれるそうです。

 

こうして、私もいよいよ、フラットクロージャの仲間入りです。

 

フラットクロージャ

 

再建をせず、傷跡を残したままにする事を、

海外ではフラットクロージャーと言うそうです。

 

私もその選択をしました。

yoihinomemo.hateblo.jp

 

左乳房を摘出し、胸はぺたんこの一本線になりましたが、

不思議と、喪失感はありませんでした。

 

悪いものを、キレイに取ってもらえて良かった。

 

それが、私の正直な感想でした。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。