【乳がん】EC療法3クール目〜投与延期の話
EC療法は身体の内側から気持ちの悪さがやってくる感じです。歩く時は軸が定まらずフラフラして力が出ない感じです。回復がドセタキセルより遅い印象を受けます。抗がん剤治療の回数も影響しているのかもしれませんが。
採血からの流れ
9:00 |採血
11:30|診察
12:00|抗がん剤投与
14:00|お会計
診察
採血の結果、やはり白血球の回復が思わしくありません。今回、私の回復が遅く主治医から治療の延期の話が出ました。動けない日もありますが、数日間寝込むほどではないし3食食べることはできています。この調子なら延期をしなくても身体はもつのではないかと思い、予定通り抗がん剤治療をお願いしました。主治医も、そう言うならと納得してくれました。抗がん剤の減薬と翌日のジーラスタ注射は前回と同じです。
下剤の飲み方
今回は投与後の夕食から飲んでみることになりました。前回は数日後に飲んでいたのですが、そこまで便を溜め込まずに出したほうが良いみたいです。下剤の飲み方は、まず酸化マグネシウムから飲み始めてお通じの様子を見ます。それから必要であればセンノシドに切り替えます。この方法で前回、腹痛はほとんど無かったので今回も大丈夫だと思います。
- ファモチジンOD錠20mg
胃薬・胃液の分泌を抑えます。 - セルシン錠5mg
リラックス効果と吐き気を抑える薬です。 - デカドロン錠4mg
ステロイド剤で吐き気を抑える薬です。 - レボフロキサシン口腔崩壊錠250mg「トーワ」
37.5度を目安に服用します。
抗生物質で、熱が下がっても必ず5日間飲み続けます。 - ツムラ牛車腎気丸エキス顆粒
手足の感覚異常を予防、軽減させます。 - ロキソプロフェンNa60mg
頭痛・関節痛・筋肉痛の時に飲みます。
空腹時は避け、6時間は間隔を開ける必要があります。 - レパミピド100錠mg
胃の調整剤です。
抗がん剤投与の流れ
イメンドカプセルをお水で飲んでから、抗がん剤投与が始まります。
アロキシ注 吐き気止め 30分
デキサート注 吐き気止め
エピルビシン 抗がん剤 5分
エンドキサン 抗がん剤 30分
抗がん剤を投与するための血管がなくなってきました。色んな所で試して今回は手首付近の血管を使いました。投与を重ねるごとに打つ場所がなくなっていくのは本当なんだと思いました。
抗がん剤投与中
気分が悪いのは変わりません。投与後の血圧も上が70ぐらいです。流石にフラフラして、気分も悪くなります。
隣の患者さんが、むくみで8kg体重が増えたという話をされていました。そんなに増えるの?とびっくりしました。私はドセタキセルの時に3kgぐらい増えていました。今考えれば、むくみだったのかもしれません。
下剤服用方法
下剤は夕食後から服用しました
投与日
19:30 予防的に酸化マグネシウムを飲みました。
気分が悪く、この日はよく眠れませんでした。
投与後1日目
朝、お通じが出ました。EC療法は1週間便秘が続くので、この日も
6:30と19:30に酸化マグネシウムを飲みました
投与後2日目
この日にお通じはありませんでした。
6:00、12:40、18:30と酸化マグネシウムを飲みました。
投与後3日目
この日もお通じがありませんでした。
6:00、13:30に酸化マグネシウム
18:25にセンノシドを飲みました。
投与後4日目
お通じが来ました。
この日は下剤を飲まず様子を見ることに。
投与後5日目
朝、お通じが無かったので下剤を飲むことにしました
5:20、12:30、18:30に酸化マグネシウムを飲みました。
この日以降は、お通うじが元に戻りました。
ジーラスタの副作用
前回と同じように、上半身の痛みが2日続きました。手で触るのも痛いです。でもこの2日がピークであとは治まっていきます。
EC療法、1ヶ月間の副作用
爪の症状が気になり始めました。指に黒い線が出たり波打ったりが出てきました。足の爪も周辺が腫れて痛みが走る日々が続きました。爪周囲炎という症状らしく、少しの傷口から入ったのかもしれません。膿が溜まると切開して出さなくてはなりません。軟膏を塗ったり爪のケアをつづけたら、炎症が次第に治まってきました。
それでは、またの機会に。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。