大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

乳がん手術後〜翌日|術後の痛み

 

こんにちは。よいひです。皆様、宜しくお願いします。

 

皆様の中にも、入院を経験した方がいらっしゃると思いますが、

何が不安でしたか?

私は、手術後の不安の1つに、「痛み」がありました。

 

経験者が、周りにいたので聞いてみると、

病院によっては、患者の手元にボタンが用意されていて

それを押すと、点滴から痛み止めが流れるらしいです。

いいな、と思いました。

痛みを自分のタイミングで和らげることができるなんて。

私もボタン押せたらなと、期待していました。

 

痛みが出た時はどうすればいいの?

 

実際、私が入院した病院では、

あまりにも痛ければ、看護師に伝えて下さい

と痛みに関しては、時間の経過に任せる方針でした。

 

ですから、できる限り我慢しようと思いました。

しかし、限界がありました・・・

後から思えばですけど、

我慢しすぎるのも良くないのかもとは、思いました。

私が痛み止めを使用した時は、

もう、痛すぎて、薬が効かなかったです・・・



手術1時間後に、身体の痛みを感じ始めました。

 

痛み止めは、点滴に入っていないので、

我慢できなければ、看護師に相談するという事でした。

 

最初は、左胸がジワジワ痛むぐらいで我慢ができましたが、次第に、

左脇・背中・鳩尾・肋骨・背中と痛みが上半身に広がりました。

 

胸がぐるぐる巻にされていたので、圧迫による苦しみもありました。

 

時間が経つにつれ、激痛に

 

看護師に相談すると、

背中の痛みは体勢を変えれば和らぐ、と言われたのですが

それができない。寝返りが打てませんでした。

両膝を立てて、右手でベッドの手すりを持って、無理やり腰を引く。

もう、とんでもなく痛かったです。

結局、何をしても痛く、横になっているだけで辛い状態が続きました。

 

痛み止めを2回使用

 

真夜中、痛み止めを2回打ってもらいました

打つタイミングが遅かったのかもしれません。全く効きませんでした

後、残された方法は、筋肉痛か座薬、と言われましたが、

もう、同じ事のような気がして、時間が経つのを待つことにしました。

 

この時、個室で良かったと思いました。

痛い、痛い、とずっと呻いていました。

相部屋だと迷惑を掛けていたと思います。

きっと、この声は、他の病室にも聞こえてたかも、と

後日、他の部屋から聞こえてきた悲鳴を聞きながら思いました。

 

主治医から手術後の説明

 

主治医が笑顔で、手術の報告に来ました

 

痛みの最中だという事を、主治医が察したらしく、

手で「OK」の合図をしてくれました。転移はないとの事でした。

 

摘出後の乳房ですが、母は見なかったそうです。

私だったら、多分、見てました。

見てみたかったです。

摘出した左乳房を病理検査に出して、術前の結果と同じであれば、

抗がん剤は要らないホルモン療法だけで済むよ

と嬉しそうに私に教えてくれました。

 

嬉しかったです。

本当に、手術が終わったんだなと、思いました。

後は、身体が回復して、良くなっていくばかりです。

 

では皆様、今日が良い日になりますように。