大切なものは、見えるところに。

乳がんかな?と疑い始めてからの日々を、振り返りながら、ゆるやかに綴ります。

抗がん剤の副作用|味覚障害を予防する2つの対策

 

 

こんにちは。よいひです。皆様、宜しくお願いします。

 

味覚障害」という言葉、皆さんはご存知でしょうか?

抗がん剤治療中に起こりうる副作用の1つで、

水が苦いなどの味の変化を感じると言われています

 

「いつもと違う味がする、何を食べても美味しくない」

 

そう感じてしまうと食欲不振に陥る可能性があります。

また、物が食べられず栄養が取れない状態が続くと、抗がん剤で弱った身体がますます衰弱していきます

 

抗癌剤治療を直前に控えた私は、

そうならないために出来ることをやっていきたい、

そう思い主治医と栄養士さんに相談しました。

 

教えていただいた対策は2つ。

 

味覚障害予防対策①お口の中を清潔に保つ

 

抗癌剤治療中は、お口の中が乾きやすく荒れやすくなっています

唾液の分泌が減り、お口の中の粘膜がダメージを受けるためです。

お口の中をきれいに保つために必要なことは、

 

  1. 歯磨きを毎日、丁寧に行うこと 
  2. うがいや、水分補給をしっかり行うこと
  3. 食事はよく噛んで、唾液の分泌を促すようにすること

 

の3点になります。

うがいに関しては、うがい薬が処方されました

 

アズノールうがい液4%

 

コップの中に5〜7滴入れて、150mlの水で希釈します。

 

うがいの仕方は、ゆすぎ2回とがらがら2回。

 

うがいは1日6回(起床後、朝食後、昼食後、外出後、夕食後、就寝前)

抗癌剤治療中(約半年)、毎日欠かさず行いました。

 

味覚障害予防対策②亜鉛を摂りましょう

 

亜鉛は味覚を正常に保つのに欠かせないミネラルです。

亜鉛を摂取するために薦められた食材は

 

かき、うなぎ、卵黄、牛赤身肉、アーモンド、カシューナッツ

高野豆腐、たらこ、レバー、サンマ、ホタテ、ココア

あとゼリータイプの栄養調整食品。

 

この中で一番多く口にしたのは、ココアです

 

毎日ではないのですが、ココアは夕食後に飲むようにしていました。

特に副作用が出てしんどい時に何故か飲みたくなりました。

アーモンドはペースト状にして口にしていました。

 

その他の食材は、食べたい時に食べていました。

 

抗がん剤治療中は、①お口の中を清潔にする事②亜鉛を摂取する事

この2つのポイントを常に意識するように心がけていました。

結果として味覚障害が出ずに済みましたが、

これらの対策を取らなくても、出なかった可能性もあります。

反対に、これらの対策をとっても味覚障害が出る事もあります。

 

何が良い結果をもたらすのかは、人それぞれなので

まずは、いい方法だなと思えるものを試してみて下さい。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。